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「いつでも」「どこでも」「だれでも」バウンドテニスの魅力に迫る


2022/11/12

 ねんりんピックかながわ2022の相模原会場で行われるのが「バウンドテニス」と「水泳」です。

 バウンドテニスは「いつでも」「どこでも」「だれでも」手軽に行える魅惑のスポーツ。相模原市バウンドテニス協会の佐藤和彦理事長に、多くの人に親しまれるバウンドテニスの魅力について訊きました。

相模原はバウンドテニスの先進市

 バウンドテニスはメルボルンオリンピックの金メダリスト・笹原正三氏が1980年に考案した新しいスポーツです。テニスコートの6分の1の広さのコートで、ネットの高さは50㎝。少し小さめの球をラケットで打ち合う室内競技です。

 「バウンド」とは、ボールがよく弾む(bound)と、限られた(boundary)スペースでできるという2つの意味があるそうです。

 公式ルールでは16歳以上の「フリー」、45歳以上の「ミドル」。60歳以上の「シニア」と3つのカテゴリーが設けられ、いくつになっても楽しめる生涯スポーツとして普及しました。全国47都道府県に日本バウンドテニス協会の支部が設置され、競技人口は約10万人。神奈川にも7つの支部があります。

佐藤和彦理事長

 「相模原市バウンドテニス協会は、1987年に設立された、神奈川では最も早く生まれた支部なんです。市内に約20のサークルがあり、ジュニアも含めると250人くらいが会員で、日本チャンピオンもたくさん生まれました。大きく北地区と南地区に分かれて、北は相模原北体育館、南はギオンアリーナで、2か月に1回くらいのペースで親睦大会や日本選手権への選考会などの大会を開いています。

 だいたい週2回、なかには週4回プレーしている人もいます。ねんりんピックには市内から3チーム、18名が出場し、運営にも60人くらいがかかわります」

メンバーが足りない試合には代打で出場

 テニスと同じくシングルスとダブルスがあり、主に楽しまれているのはダブルスです。
 競技年齢は40代から60代が中心ですが、親睦大会では高校生から80歳過ぎのベテランまで、世代を超えて同じ競技で汗を流す姿がみられました。

 コートの面積は10m×3m。バスケットボールのコート1面のスペースがあればだいたい4~5面が設置できます。ルールはテニスとほぼ同じで、4ポイント先取で1ゲームの7ゲームマッチ(シニアの場合)。ダブルスの場合は交互に打つ決まりです。

ダブルスは交互に打ち合うのがルール

 試合のテンポも速く、1度にたくさんの人が参加できそうです。

 「親睦大会は女子もしくは混合ダブルスのチーム戦です。上級者をA組、初心者から中級者までをB組と分けて総当たりで競っています。子育てや定年後の趣味として始められる方も結構多いですし、1人ではちょっと不安、という方でも友達と一緒になら入ってきやすいでしょう。テニスは好きだけど日焼けが嫌だという理由で始められた女性もいます」

使用球はテニスボールよりやや小ぶり

手軽に楽しめ、奥が深い

 佐藤さんにとってバウンドテニスの何が魅力的だったのでしょうか。

「年齢や男女を問わず気軽に楽しめることですね。女性で上手な人には私たちもかないません。室内競技なので天気も心配しなくていい。実は私がはじめたきっかけも、家内が先にはじめて全国大会に出場したことだったんです。そんなに簡単なら自分もできるんじゃなかと思ったところ、はまってしまいました。同世代が多いのも友達づくりにいいですね。あと、お金があまりかからないこと(笑)。ラケットとボールがあればできますし、北体育館では人工芝コートが1回100円で借りられるんですよ」

 練習は北体育館とギオンアリーナのほか、夜間開放されている小中学校の体育館などでも行われています。

室内競技なので天候の心配をせず楽しめる(北体育館)

 体力のない人でも気軽に楽しめるスポーツである一方、競技性の高いことも魅力だとか。シングルスでは若い人が競い合い、最近はYouTubeなどでの情報発信も増えているそうです。

 「最近はこどもへの普及にも力を入れています。お孫さんを連れて来る方もいらっしゃいます。上手な人もそうでない人も楽しめるバウンドテニス、体力に自信のない人にもおすすめです。ぜひ体育館に遊びに来てください」

市マスコットキャラクター「さがみん」が神奈川県PRキャラクター「かながわキンタロウ」とバウンドテニスに挑戦!
https://www.youtube.com/watch?v=mU09EZ4w3Sc

ねんりんピックかながわ2022 バウンドテニス
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0805/nenrin/game/bound-tennis.html

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